「今のアニメはキャラクターばかり目立って子供にはよくないかも」
「子供にも感動できるアニメを観て欲しい」
アニメを観るのは良いけど、少しは子供のためになるものを見せたいのが親心ではないでしょうか。
今は配信のアニメを視聴するのが主流なり、好きな時に好きなアニメを見られる時代になりました。
今回は幼少期の子供に情操教育としても素晴らしい名作「赤毛のアン」をご紹介します。
「赤毛のアン」とは
主人公アン・シャーリーの魅力
アニメ「赤毛のアン」
アニメ「赤毛のアン」は、監督故・高畑勲がキャラクターデザインの近藤善文とともに、小説赤毛のアンを下地に1979年に放送された、世界名作劇場の第5作になります。
同作品は厚生省児童福祉文化賞を受賞しており、世界名作劇場の中でも指折りの作品になります。
ストーリーは、みなしごのアン・シャーリーが、グリーンゲイブルズの駅からマシュー・カスバートとともに家に男の子と勘違いされたのを知らず、農家の家へ向かう所から始まります。
幼少期
孤児の男の子として貰われたアンでしたが、そこではじめてマシューの妹のマリラ・カスバートからはじめて男の子を貰う話だった事を聞かされます。
その後、カスバート家から理解をへ、一緒に暮らすことになったアンは、そこで初めての友達、初めての学校など、孤児として暮らしてきた生活の中、夢見た生活を獲ます。
白樺の木の生い茂る大自然(カナダ・プリンスエドワード島)のなか、ゆっくりと成長して行きます。
少女期
やがて15歳の春を迎えたアンからはおしゃべり好きで空想にふける幼さを忘れてしまったかのような、静かで思慮深い女性へ成長していました。
しっかりと大人への成長を覗かせるアンに周りの大人もそれに答えるように集まってきます。
高校受験の受験のためマシュー達と一時の別れや、最愛の人との別れ。
まとめ
アニメ「赤毛のアン」は、大人のアニメです。
主人公アンはまだ小さな女の子ですが、本編の中で描かれるドラマはどれも子供の心に残る出来事です。
監督の意向でしょうか、原作を忠実に再現することに注視した結果、誇張のない人生の葛藤が描かれています。