アニメーター備忘録

【絵が下手でも受かる】大手アニメ制作会社に受かる、ポートフォリオの作り方。

こんにちは!

「アニメ制作会社で面接を受けるんだけど、ポートフォリオってどうやって描いらいいの?」

「絵に自信が無いんだけど、出来るなら大手に受かりたい、合格しやすいポートフォリオってあるの?」

絵を人に見せるのって誰でも恥ずかしいですよね。

いざ人に見せるとなると、「自分の描いたもので大丈夫なのかな?」って思っちゃうのも分かります。

私は4社ほど面接と試験を受け、2社の会社でアニメーターとして、働いておりました。

面接では制作会社の取締役会社社長と話すことになりポートフォリオを見せたときの反応や感想をいただきました。

10数年と長い間アニメーターとして働いて、現場からは面接社のどのような事に着目するのかが分かってきます。

その中で言えるのが、試験に受かるポートフォリオには、「傾向がある」と言うことです。

今回はこのポートフォリオを描くうえで、試験官が見るポイントを紹介いたします。

アニメーターの試験

アニメーターの入社試験のほとんどは、実技、面談の二つで行われます。

現在、試験の前に大手制作会社では事前にポートフォリオなどの作品提出を求められます。

つまり大手ではポートフォリオが書類選考を兼ねた一次試験と言うことになります。

実技

実技試験では、動画の中割や試験課題として、幾つかのポーズを実際に描くことになります。

試験時間は2時間ぐらいでしょうか、私の時は走りの中割り、指定されたポーズやキャラを作画などです。

やはりですが、ただ絵が上手いと言うだけでは無く、入社し直ぐに働いて貰うため、実益のある絵が描けるかどうかを見るようです。

ポートフォリオ

こちらは特に指定はございません。

上記のように郵送が必要なものは、大判と言われるA3のクロッキー帳などで描かれたものを指定されます。

WEB何度では特に書く内容については描いていません。

しかし

ここがポイントです

試験に受かるポートフォリオのポイント

求人募集にポートフォリオの内容について描いていないのだからと、安易に自分の描きたい絵、好きなキャラクターをひたすら描いてはいけません。

ポートフォリオの提出はあくまで試験です。

あなたが普段描いている絵を自慢する場所ではなく、あなたの腕前を判断して貰うため、

「相手に見せるもの」

と言うこと念頭に入れて下さい。

【試験官は何処を見ているのか】勘違いしがちなポートフォリオの作り方。

ポートフォリオは会社側があなたの画力を見る為に提出を求めるものです。

故に見る側の求める者を作らなければなりません。

では会社側、プロのアニメーターが求めるポートフォリオとはどのような者でしょうか?

それは、

上手い絵です。

試験官が見たいのはカッコいい絵じゃなくて、上手い絵

上手い絵とカッコいい絵の違いの見分け方は簡単です。

上手い絵はキャラクターや見栄えなどを除外した、根本的なデッサン力を見て貰おうとディティールを吟味し描く作品や題材をを選んで描いています。

反対にカッコいい絵とは、キャラクターや見栄えが先行し、描いた人間の好きな作品や描きやすいものが描かれており、構図なども単調で、作品の中に主張がありません。

描いた人間の性格ややる気は感じるのですが、試験ではこれは逆効果です。

カッコいい絵が受からない理由

カッコいい絵のポートフォリオは、キャラクターや作品に対する愛着が先行してます。

雑誌のイラストやマンガのシーンなどどれも似通った構図とポーズになってしまい、審査する側も技術力を見極めることが出来なくなってしまいます。

さらに自分の好きな作品やキャラクターを描くとなるとやはり、キャラクターの顔、表情に意識を向けてしまい。

バストサイズやハーフサイズばかりが目立つポートフォリオになってしまいます。

カッコいい絵が下手でも、上手い絵を描くことが出来れば十分受かる。

アニメ制作会社が一番に求めるのは、現場レベルで活躍出来る技量です。

そしてその技量をポートフォリオから読み取ります。

故に、現場での仕事を考えると、あなたに求められているのは、プロ顔負けのイラストやキャラクターでは無くもっと根本的なデッサン力をしめすポートフォリオです。

従って、キャラクターのニュアンスや細部を描けないことを嘆く必要はありません。

審査員が求める、ポイントをしっかりと抑えたポートフォリオを作れば、十分に受かる可能性が高まります。

試験官が見たいのは上手い絵を描くことが出来るあなた自身

では実際に審査員が見たいポイントとは何処でしょう。

ポイントは上記した通り、デッサン力が前面に出た作品です。

人体の理解力を見せる、裸婦のヌードデッサン

男性、女性両方描きましょう。

太った人、痩せた人、子供、様々な体型を様々な角度で描いて下さい。

ポーズも日常演技から特殊なポーズ。

特に関節の駆動域やそれに伴う筋肉の動きの理解を見せる作品を。

パースの理解力と空間感覚を見せる日常シーンの構図デッサン

アニメーターは原画マンになるとレイアウトを自分で描かなければ行けません。

その際、レイアウト演出が見るのは、キャラクターとの対比と距離感です。

あなたのキャラクターいる室内は、広すぎませんか?

部屋にあるベッドや机は大きすぎたり、高すぎたりしませんか?

床に敷かれた畳は異様に大きかったり広かったりしませんか?

車や電車、雑貨など人体以外が描けるか見せる、描き込み作品

人間以外を描きましょう、車、雑貨など日常にあるものを描きましょう。

その際、必ず人と組み合わせて下さい。

雑貨などはディティールだけでなく、人との対比が重要になります。

車などは実際のサイズを考えた作画をし、内部を描く場合は、車内の広さに期を着けましょう。

持論ですが、車内を描く場合広く描いてしまう傾向があります。

アニメーターにとって会社選びは死活問題だと言うことを忘れずに

アニメーターにとって会社とは、骨を埋める場所と考えましょう。

仕事がない会社や、逆に残業などが多く給料も安い会社に就職した場合は、転職を視野に入れなければなりません。

そして、年をとり筆を置く場所が、作画デスクの上か、誰もいな自分の部屋である可能性が高い事をわすれないで下さい。

(具体的なポートフォリオの描き方は別記事にて)

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