【合気道日記2025】1月13日:新年講習会&鏡開き式【後編】

特別編として鏡開き式の感想を記載する。

稽古項目

鏡開き式

稽古内容

 

鏡開き式の準備

合同練習が終わったらすぐに式の準備に入った。

式は本道場で行われるため30分程度の猶予しかないため手早く行われた。

道場に紅白幕が張られ、晴れ着に着替えた師範を目にすることになった。

師範からの言葉・演武

天と地をつなぎ、今芯の通ったことが求められている。

1日1日を今日も楽しかったなと思って欲しい。

高段位授与者:証の授与

この年は10名の高段位者の授与が行われた。

例年だがどうやら高段位授与は、合気会などでも新年に執り行われるらしい。

外国の授与者もいたが空席のまま授与が言い渡された。

授与者の中には50代が多く、数十年の経緯を受けて授与した人もいた。

腕前もそうだが、授与者の中には直接指導を受けたことのある指導者もおり、高段位受け取るにあたり腕前もそうだが、何より心、精神鍛錬による高い人格が見受けられた。

師範もそうだが、高段者特有の魅力はその高められた人格にある。

授与者の方たちは、所属連盟の中で役職に就くなど、稽古以外で合気道を盛り上げ、人間性を磨いている。

来賓挨拶

養神館連盟(仮)の方から祝辞が述べられた。

その時初めて、自分の道場と師範と連盟の経緯を聞くことができた。

2025年は蛇年ということもあり、「脱皮」の年として、「古いものを捨て、新しいものに手を伸ばいていく」と話をつづけた。

直会(食事会)

食事会には、各支部道場や来賓からの酒やお菓子、そして本部からは弁当や酒、飲料、つまみが出されての食事会だった。

90人くらいの大所帯となり、普段は稽古をする畳の上で食事をするという特別な日になった。

豪勢な幕の内弁当に、高級酒を回し飲みし、御得な食事会となった。

食事中にも各来賓、高弟たちの話を聞くことができ、同席できるとこにむずがゆくなった。

反省&抱負

新春合同稽古と鏡開き式は盛況に終わった。

直会・食事会を終え、テーブルをかたずけるとなんとも言えない穏やかな幸福感があった。

合気道は武術であり、稽古というのは技の指導を受けることだ。

だが、そこに各個人の「精神性を鍛練」する意図を促している。

だからこそ「憧れる」のであり、「人の目標」にもなる。

たんなる暴れん坊の延長ではなく、社会貢献と地域貢献、なにより人に貢献することを大切にしている。

今日高段位の受け取った先輩方の腕前を私はしらない。

だが、醸し出す人格と人望はこそ、現代武術に置いて一番求められるものではないであろうか。

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