特別編として鏡開き式の感想を記載する。
稽古項目
鏡開き式
稽古内容
鏡開き式の準備
合同練習が終わったらすぐに式の準備に入った。
式は本道場で行われるため30分程度の猶予しかないため手早く行われた。
道場に紅白幕が張られ、晴れ着に着替えた師範を目にすることになった。
師範からの言葉・演武
天と地をつなぎ、今芯の通ったことが求められている。
1日1日を今日も楽しかったなと思って欲しい。
高段位授与者:証の授与
この年は10名の高段位者の授与が行われた。
例年だがどうやら高段位授与は、合気会などでも新年に執り行われるらしい。
外国の授与者もいたが空席のまま授与が言い渡された。
授与者の中には50代が多く、数十年の経緯を受けて授与した人もいた。
腕前もそうだが、授与者の中には直接指導を受けたことのある指導者もおり、高段位受け取るにあたり腕前もそうだが、何より心、精神鍛錬による高い人格が見受けられた。
師範もそうだが、高段者特有の魅力はその高められた人格にある。
授与者の方たちは、所属連盟の中で役職に就くなど、稽古以外で合気道を盛り上げ、人間性を磨いている。
来賓挨拶
養神館連盟(仮)の方から祝辞が述べられた。
その時初めて、自分の道場と師範と連盟の経緯を聞くことができた。
2025年は蛇年ということもあり、「脱皮」の年として、「古いものを捨て、新しいものに手を伸ばいていく」と話をつづけた。
直会(食事会)
食事会には、各支部道場や来賓からの酒やお菓子、そして本部からは弁当や酒、飲料、つまみが出されての食事会だった。
90人くらいの大所帯となり、普段は稽古をする畳の上で食事をするという特別な日になった。
豪勢な幕の内弁当に、高級酒を回し飲みし、御得な食事会となった。
食事中にも各来賓、高弟たちの話を聞くことができ、同席できるとこにむずがゆくなった。
反省&抱負
新春合同稽古と鏡開き式は盛況に終わった。
直会・食事会を終え、テーブルをかたずけるとなんとも言えない穏やかな幸福感があった。
合気道は武術であり、稽古というのは技の指導を受けることだ。
だが、そこに各個人の「精神性を鍛練」する意図を促している。
だからこそ「憧れる」のであり、「人の目標」にもなる。
たんなる暴れん坊の延長ではなく、社会貢献と地域貢献、なにより人に貢献することを大切にしている。
今日高段位の受け取った先輩方の腕前を私はしらない。
だが、醸し出す人格と人望はこそ、現代武術に置いて一番求められるものではないであろうか。
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