こんにちは、「アニメーターってどうやってなるの?」そう考えて専門学校を選んでる内に
「何を基準に選んで良いんだろ」「沢山学校があるのは分かるけど、どういう違いがあるの」
なんて迷ってるあなたに、
アニメーター歴10年の私が、自身の専門学校での体験を元に今回は、アニメの専門学校の選び方について解説したいと思います。
アニメ専門学校とは
まずはアニメ専門学校から説明しましょう。
アニメ専門学校とは、アニメに関する総合的な技術が学べる学校です。
その中にはもちろんアニメーターもありますが、声優、背景、制作進行、監督など、あなたがアニメ業界で進みたい道に必要な知識や技術を、現場を兼業する主にフリーランスのアニメーターから直接学ぶことが出来ます。
どの学校へ入学するか選ぼう
専門誌やネットを見ると沢山の学校が出てきますね。
そんなものを見て何処の学校へ行くのか迷ったときは、ひとまずあなたの住んでいる場所から近い場所をの学校を選んでくれかまわないと思います。
ほとんどの専門学校は全国の主要都市に点在し、残念ながら中には入学の際に上京や、その近くの場所に住む必要があるかもれません。
ですが、だからといってマイナーな学校を見つけたてもできるだけここでは専門誌に掲載されているものやしっかりとしたWEBサイトを持っている学校を選んで下さい。
広告などに資金を回せない学校は自ずと講師や事務員に対する経費や給料などが低いため、自然と講師の技術や熱意も低い傾向があります。
それに大きな学校の方が生徒数も多いことから、友達や現場に出た後そのごの交流にも繋がるでしょう。
あなたが目指すアニメーター像が選ぶべきコースだ!
さてまずは専門誌やサイトの中から幾つか資料を取り寄せてみましょう。
資料にはサイトなどでは書かれていない細かな内容、とくに学ぶコースの詳細が書かれています。
「アニメーターなんだから、一択では?」
学部コースを選ぶ場合、まず考えなければいけない重要なことがあります、
それは
「あなたが好きなのはアニメなのか、アニメーターなのか」
これはとても重要なことです、
なぜなら、一つにあなたがもしかしたら、ただたんに「アニメが好きだから」と純粋な理由だけでこの道を選んでしまっている可能性があるからです。
誰しも好きなアニメの監督っていますよね、
ですが今大活躍している監督達も作画監督から絵コンテをへて総監督になられたかたや、制作進行から演出をへて総監督になった人がいます。
この違いを無視し、「アニメの監督だからまずはアニメーター」という考えは、あなたの特性を殺してしまう可能性が多いにあります。
自分が絵を描くのを好きか、それとも世界観を描き見せ方などが好きかよく考え、
最終的に作画監督をへて目指すのならアニメーター、絵コンテから監督を目指すならアニメ監督コースか総合演出などを吟味し
専攻コースを選んで下さい。
卒業を目指す上での気構え
学校を選んだなら今度は卒業後の就職先について考えて見ましょう。
「学校にまだ通っても居ない内から就職先決めちゃうの?」
はい、ここからはあなたもしっかりと考えた上で学校への入学を決めたという仮定で話します。
学校の修学期間は長くて1~2年あると思われます。
ですからその間にできるだけ個人の能力と、業界への知識をできるだけ集め、
しっかりとキャリアアップの目標と、それに対する課題を明確にして欲しいのです。
アニメ業界は憧れも強い職業ですが、本当に人の流動が激しく、実際に働いていても毎年先輩や後輩が辞めていくのを見ていきました。
実際、私も何度も筆を置きそうになり、残念なことに現在はアニメーターを離職しています。
ですので、この学校を通っている期間はとても貴重だったのだと考えます。
できるだけ、原画集や情報誌、ネットでの検索を駆使し、アニメに関するリテラシーを上げ、自分の理想像をハッキリさせて下さい。
学校を出てからが本当の戦い
私は専門学校へ通ってからアニメの制作会社に入り正確には12年と言う歳月を掛け、むなしくも筆を置きました。ですが
私は今でもこの道に足を踏み入れたことが一生の思い出になっています。
レンタルビデオ店の棚を見上げ、DVDを棚から引き抜くと、「この中に自分の名前が記載されている」と不意に顔がほころびます。
厳しい世界ですが、やりがいがあり魅力的な職業なのは確かでした。
あなたが業界での活躍を願っています。