こんにちは。
コロナで延期された映画の放送が満を持して始まりました。
そして夏休み映画の第一陣を飾るアニメ映画【ドラえもん・のび太の新恐竜】を映画館で視聴する前に、
子供たちや大人達が何故、ドラえもん映画を見に行くのか一緒に考えましょう。
目次
大人が楽しめるアニメに昇華したドラえもん映画
アニメの映画作品と言えば何ですか?
ジブリ・ピクサー・ディズニーなど世界的なものがあげられますが、近年はテレビアニメ映画も大人向けに作られるようになりました。
劇場版ワンピース、ナルトなどジャンプ映画や名探偵コナンなどもあげられます。
そしてこの中に私は【映画新・ドラえもん】も名をあげて来ました。
新・ドラえもん映画に見える旧ドラえもんにはない、制作コンセプト
ドラえもんは、2005年、声優や時代設定などをリニューアルしシリーズ2としてスタートしました。
その点で大きく変わったのが、声優の完全な交代です。
ですが、他に大きく変わった点があります。
それが【映画・新ドラえもん】です
大人になってしまったドラえもんを見ていた子供達を映画館に
声優をリニューアルし、初の映画化作品が【ドラえもん・のび太の恐竜2006】です。
この作品は、旧ドラえもんの映画化作品であり、ドラえもんの映画作品でも第1作でもある【映画ドラえもん・のび太の恐竜】を下地に、監督を渡辺歩さんを迎え、並々ならぬ意気込みで作られた作品です。
ドラえもんファンにとって「のび太の恐竜」は特別です。
なぜならドラえもん好きの人は誰しもが良「第1作のドラえもん・のび太の恐竜は傑作」とうなずくからです。
それはひとえに、原案原作を著者である藤子・F・不二雄氏が自ら書き起こしたものだからと言えます。
その読者にも作者にも特別で、さらに一度映画化されたものを初めての試みとして、一新されたスタッフと声優陣を交え「リニューアル」として世に放つには、
「これまでドラえもんを見てきた大人達も納得できるものを」と作られた作品となりました。
ドラえもん映画のコンセプトは【冒険だ】
ドラえもん映画の中で一貫して共通するコンセプトがあります。
それは【冒険】です
ドラえもん映画では、のび太達がドラえもんの力をかり日常を飛び出す話になっています。
日頃の不満や興味本位、憧れなどのび太達はただ漫然と思い悩むだけで無く、そこにドラえもんの力を借りることで、冒険に飛び出していきます。
子供にとって冒険とは「決して出来ないこと……」
ガンダム、エヴァンゲリヲン、ワンピースなどのジャンプ映画。
リニューアルされた新ドラえもん映画を見ているとなぜ大人達は涙を流してしまうのでしょう?
それは例えドラえもんと言う存在が大きくても、のび太達は自分たちと変わらない、子供だったころの自分自身だからです。
上記にも言いましたが、劇場版のドラえもんは大人達も納得出来るように日常生活やキャラクターの心理描写など丁寧に考えられています。
時に「家に帰れない」と嘆き、「両親に会いたい」とつぶやく、そんな心細さをしっかりと描いていまいす。
単純に冒険に出てはしゃぐだけで終わらず、そこにトラブルや試練があり、葛藤があります。
【新ドラえもん・のび太の新恐竜】に期待するもの。
さて2020年8月3日、新ドラえもん映画はさらなる挑戦をします。
【映画新ドラえもん・のび太と新恐竜】です。
おわかり頂けると思いますが、ドラえもん映画で恐竜を題材にするのは、今回で三度目です。
脚本を「君の名は」「天気の子」でも記憶に新しい、川村元気氏を迎え、大きな期待が寄せられます。
のび太達が前作【のび太の恐竜2006】の思い出を引き継ぐのか?
はたまた、全く別の出会いとして恐竜たちを描くのか?
再三に渡る題材をどう脚本にするのか?
是非とも劇場に足を運び、のび太達の冒険を観に行きたいと思います。