コラム

子供に見せたい名作アニメ映画「遠い海から来たQOO」

「小さな子供でも感動できるアニメはない?」

「もうジブリは飽きた!」

「児童など低学年向けの作品はない?」

ツタヤや動画配信サービスなど、アニメ作品は所狭しとありますが、ただ楽しむだけじゃ無く、感動や情操教育面でも、おすすめできる作品にお困りではないですか?

今回は少しディープな作品

「遠い海から来たQOO」をご紹介します。

「遠い海から来たQOO」

最初にネタバレします。

ご紹介する作品はNetflixやアマゾンプライムなどただいまある配信サービスでは鑑賞することは出来ません。

それどころかDVDですら発売していない、まれにみる良作です。

ですがご安心下さい。アマゾンでVHS版がまだ売っております。

原作小説ならアマゾンでは多数取りそろえたありますのでそちらをどうぞ。

今回は是非ともBlu-rayでリマスター販売して欲しく行う個人的ご紹介です。

ストーリー

本書は第99回直木賞に輝く少年とクビ長海洋竜プレキシオザウルスの子供との感動と冒険ファンタジーです。

「直木賞でファンタジーでアニメーション」と聞いて驚きますよね。

私的には映像の方をおすすめしたいのですが、あいにく現在はユーチューブなどにあるつぎはぎの動画を見るしかありません。

ですがファンタジー小説で直木賞を取ってしまうと聞けば、小説もおすすめできます。

作品背景

物語は海洋生物学者を父にもつ、小畑洋介少年が珊瑚礁の潮だまりで、横たわっている生まれたばかりの海洋竜の赤ちゃんを見つける所から始まります。

洋介はその赤ちゃんを持ち帰り、海洋生物学者の父に見せ、それが古代の恐竜の赤ちゃんであると分かります。

洋介と父の哲朗はその恐竜の赤ちゃんに「QOO」っと泣くことから、名前を「クー」と名付けます。

クーとの生活を続ける中、環境保護活動家のジェーンや島の仲間達のとのふれあい、クーの存在を疎ましく思う組織との逃亡。

歴代の直木賞作品とかけ離れた、子供向けの設定となっており、主人公も少年と恐竜という事から、子供に最初に読ませる文芸作品として、勧めてはどうでしょうか。

作品の魅力

作品の魅力と言えばなんと言っても、恐竜のクーとイルカなど、自然生物の作画に目を光るところもあり。

作画監督補佐に細田守の名前があり。

イルカや主人公のクー、ジェットバイクのエフェクト。

美しい南国の海の背景は一見です。

「ん~~~、ぜひ見てほし」

まとめ:絶対にデジタルリマスターとして、配信で広めるべき作品。

アマゾンプライム、Netflix、Dアニメストアと映画作品が次々と発表されるなか、Dアニメストアでは次々と80年代や90年代の映画、地上は、OVA作品が次々とラインナップに加えられていきます。

今回の「遠い海から来たQOO」は、今のアニメーターの先駆者達が、手描きで書いた、数少ないアニメ映画作品です。

アニメ映画の歴史や作品数はやはり、実写映画の作品数より数が少なく、さらに映画となると知名度も低くなってしまいます。

これからも、令和のアニメファンに、良作をどんどんお知らせしていきたいと

思います。

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